哲学堂公園の梅が咲き始めた

哲学堂公園でも、早咲きの梅が咲き始めています。

梅といえばメジロ

梅の花にやってきたメジロ(哲学堂公園。2020/01撮影)

梅の花といえば、メジロさんですね。早速やってきました。

ヘクソカズラの実をついばみにきたメジロ(哲学堂公園。2020/01撮影)

ただ、林の中にはまだ木の実も残っていて、そちらの方も、メジロさんの気を惹いていました。
この実は、ヘクソカズラという蔓草。葉や枝が匂う(虫除けになる)ため、「ヘクソ」なんて名前がついていますが、小鳥さんたちは実をよく食べます。おかげで、種がばらまかれて、ヘクソカズラは、あちこちで繁殖しています。

DATA
種名 分類 渡り区分
メジロ スズメ目メジロ科メジロ属 留鳥・漂鳥

小さくてかわいいエナガ

エナガも梅の花にやってきた(哲学堂公園。2020/01撮影)

梅の木では、エナガさんにも出会いました。
くちばしが短くて、花の蜜は吸えないので、木にいる虫でも狙いにきたのでしょうか。

まるまるした体に長い尾羽がかわいい(哲学堂公園。2020/01撮影)

都市公園の林では、おなじみの鳥です。とてもかわいいのですが、尾羽を除くと、7cm程度しかなく、せわしなく動き回っていることも多いため、私は撮影するのが苦手です。

DATA
種名 分類 渡り区分
エナガ スズメ目エナガ科エナガ属 留鳥・漂鳥

シジュウカラは梅の花の敵?

梅の花の近くにシジュウカラも(哲学堂公園。2020/01撮影)

シジュウカラさんも、梅の花の近くで見つけました。こちらも、花の蜜を吸うことができないので、虫を狙っているのでしょう。
ただ、シジュウカラさんの場合は、力があるので、花を食いちぎって蜜を吸うという荒業をすることがあるようです。花が食いちぎられると、当然、実はならず、梅にとっては大迷惑です。今回はしていませんでしたが‥。

地面で餌を探すシジュウカラ(哲学堂公園。2020/01撮影)

他の小鳥さんたちと違って、シジュウカラさんは地面に降りるのを厭わないので、木の実が少なくなったこの季節は、地面で餌を探している様子をよく見かけます。

DATA
種名 分類 渡り区分
シジュウカラ スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属 留鳥

地面にはアオジも

下木の藪からアオジが登場(哲学堂公園。2020/01撮影)

地上では、梅の花が咲き始めている中、地面には、木の実を探しているアオジさんの姿もありました。ホオジロの仲間で、都市公園でもポピュラーな鳥ですが、私は初見でした。
写真では見づらいですが、体の上半身が緑色で、下半身が黄色の鳥です。オスは目のあたりが黒いので、写真のアオジさんはメスでしょう。

DATA
種名 分類 渡り区分
アオジ スズメ目ホオジロ科ホロジロ属 留鳥・漂鳥